「健康行動理論」（108）
| メリットとデメリットのバランス |
| 保健指導や患者指導で、対象者に健康によい行動を 勧める場合、対象者の立場からすると、その行動を するメリットと、その行動をすることのデメリット （妨げ、コスト）があります。 例えば、「運動」をするメリットとデメリットとして、 次のようなものが考えられます。 ●「運動」のメリット ※体脂肪が減る ※血圧や血糖の値がよくなる ※ストレスの発散になる etc. ●「運動」のデメリット（妨げ、コスト） ※時間がない ※楽しくない ※足腰が痛い etc. 対象者に「運動」へのやる気になってもらうためには、 対象者が感じている「運動」のメリットの認識を強め、 「運動」のデメリットの認識を弱めるような働きかけが 必要です。 |